青木恵子さんを苦しめた東住吉冤罪事件-朴さんとの現在の関係も【NHKスペシャル】

2017年12月18日(月)22時~のNHKスペシャルは

「時間がとまった私 えん罪が奪った7352日」

というタイトルで、1995年に起こった東住吉えん罪事件で無実の罪を着せられた青木恵子さんに密着です。

えん罪というのは、あってはならないものです。

しかし、人は完ぺきな生き物ではありません。

そこに関わった人の恣意性や思い込み、間違いなどの連鎖によって本来であれば罪のない人を在任にしてしまう可能性はあるのです。

青木さんを襲ったえん罪事件が、どのようなものかを振り返ってみました。

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1 青木恵子さんを襲った東住吉えん罪事件とは?
2 青木恵子さんはなぜ疑われたのか?
3 朴龍晧さんの過ち
4 釈放後、夫の朴龍晧さんとの関係は?
5 最後に
6 番組終了後の声 ← 更新

詳細を知りたい方は、記事の最後に支援する会やウィキペディアなどのリンクを貼りましたので、そちらをご覧ください。

1 青木恵子さんを襲った東住吉えん罪事件とは?

事件は阪神淡路大震災から約半年後の1995年7月22日。

大阪市住吉区の青木恵子さん宅で家屋がほぼ全焼し、入浴中だった長女青木めぐみさん(当時小学校6年生)が逃げ遅れて亡くなるという事件が起きました。

警察は出火の原因を探りますが火元と見られる火災原因が見つからなかったため、放火を疑い捜査しました。

すると、その捜査の過程で亡くなっためぐみさんに1,500万円という保険金が掛けられていたことが判明し「青木さんと内縁の夫であった朴さんの2人が共謀して保険金目当てで放火殺人を引き起こしたのではないか」と疑うことになります。

そして2人を任意同行し事情聴取した結果、2人とも自白したことから1995年9月10日に起訴されてしまいました。

自白といっても「否認したら死刑になる」「むこうはもう吐いたぞ」のような嘘や脅し文句、さらには「首を絞める」などの黙秘権や人件等ないかのような過酷な取り調べの末に語られた「嘘」の自白だったようです。

警察が作った嘘の自白を裁判でも覆すことができず、無期懲役が確定してしまいました。

そこから20年後の2016年8月10日、無罪が確定し、釈放されたという事件です。

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2 青木恵子さんはなぜ疑われたのか?

娘に1,500万円の死亡保険金というのは、確かに少し高い気はしますが、なぜ、それだけで疑われたのか…。

そう思って調べていると、こんな記述がありました。

・平成4年11月
娘(めぐみ)の災害死亡保険(保険金1,500万円)を契約

・平成7年1月
400万円のカードローンがあったにもかかわらず、4,050万円のマンションを仮契約

・平成7年3月
息子(めぐみちゃんの弟)の災害死亡保険(保険金2,000万円)を契約(事件前の3か月間は、収入より支出が多い赤字=400万円のカードローンの返済に困窮)

・平成7年7月22日
朴龍晧が小学生のめぐみちゃんを性的虐待した後に火災発生

・平成7年8月22日
大阪市所在の保険相互会社において、保険金の支払いを請求

・平成7年9月
マンションの本契約に170万円が必要だった

・平成7年9月10日
任意の取り調べで、同日中に2人そろって被疑事実を認め逮捕

出典:ニュースまとめもりー 

この内容が警察は、このような家庭状況などから「怪しい」と踏んだようですね。

そして、取り調べの結果、このように自白してしまったようです。

【青木恵子の自白調書】

借金の返済などでお金が困っていて、まとまったお金が入る方法として思いついたのがめぐみの生命保険でした。

めぐみは長男ほど可愛くありませんでした。

めぐみを殺して保険金のお金を取ることを考えました。

私は、同棲中の朴龍晧と生命保険のお金が目的で、私の娘を2人で計画して殺しました。

殺した方法は、車からガソリンが漏れて火事になったということにしようと計画しました。

出典:twishort.com 

この自白から検察は、「マンション購入費用等の170万円を手に入れるため、長女に掛けられていた死亡保険金を手に入れることを共謀し、朴が自宅に放火し長女を殺害した」と判断し、起訴したようです。

物的証拠はなしで、自白だけが証拠だったそうです。。

ただ、色々なサイトを拝見してると、保険契約自体は知り合いの勧誘員のかたにしつこく勧誘されて仕方なく入ったものだとする見解もありました。

事件の1年前に入ったならともかく3年前に入っているわけですし、死亡後1か月後に請求したというのも、知り合いに勧められて入ったのであれば、その人が手続きを先導してくれた可能性も十分にあります。

悲しみも言えないうちに保険かい!というのは少し早合点な気もします。

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3 当時の内縁の夫である朴龍晧さんの過ち

青木さんも朴さんも、この事件はえん罪となり、晴れて無罪となりました。

しかし、ネット上には、実際に朴さんご自身も認めている、朴さんが犯した最大の過ちがありました。

それが、亡くなった青木めぐみさんへの性的虐待です。

まだ小学校6年生のめぐみさんに、朴さんは性的虐待を加えていたそうなのです。

これは、亡くなっためぐみさんを解剖していた時に発覚したようです。

実の子に…と思っていたら、めぐみさんの本当の父親は朴さんではなく、青木恵子さんの連れ子だったそうですね。

その事実を、お母さんの恵子さんは知っていたとする情報や知らなかったという情報など、色々と飛び交っていますが母親としたら到底許すことのできないことですね…。

この点について、朴さんは獄中で深く反省されているようです。

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4 釈放後、夫の朴龍晧さんとの関係は?

保釈後、朴さんとどうなっているのかについては、ネット上に情報はありませんでした。

ただ、警察から性的虐待の事実を知らされた青木恵子さんは、朴さんのことを「許せない」と手紙に書いていたそうです。

番組でも同居している様子はありませんでした。

また、息子さんとも同居はされていないそうです。

番組にあった通り、獄中生活が20年でしたので生活環境が全然違ってタイムスリップしたみたいですよね。

現在の状況で生きていくことが精一杯なんだと思います。

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5 最後に

えん罪で20年間。長い時間でしたね。

えん罪と認められてからも、ネット上では「本当にそれで良いのか?」「本当は有罪だろう」と言った声も多いようです。

でも、えん罪は確定し、晴れて2人の無罪は確定しました。

従って、お2人はそういったネット上の批判は気にする必要がありません。

青木さんと朴さんは真実が明らかにされて本当に良かったです。

ただ、失われた20年間を埋めるというのは相当大変なんだと思います。

いや、大変と云うか埋まりませんよね。

当時8歳だった息子さんは29歳、60歳だったご両親は80歳過ぎ。

青木さんご自身も30歳から51歳になってしまいました。

8歳と言ったらちょうど小学校2年生か3年生くらいでしょうか。

息子さんとの関係はぎくしゃくしているというよりもお互いにあまり話さなかったり、日常生活に適応できなかったりと大変みたいです。

この空白の20年間は余りにも長く大きすぎました。

埋めることはできなくても、青木さんとそのご家族にとって一番良いかたちが見つかることを願っています。

また、今はそこまでヒドくないのでしょうが、決めつけによって自白を迫るというのは絶対に良くないことですね。

警察の方や検察の方は、1日に何件も事件が起こり、処理しなければならないことが多くなり早く片付けたいという気持ちが働くのもわかります。

それでも、人の人生を決めかねない、重要な仕事に就いていることを再確認していただき、日々の業務に励んでもらいたいものです。

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6 番組終了後の声

色々と賛否両論の意見がありますが、息子さんのお嫁さんの存在が大きいですね。

また、えん罪が確定しても黒の可能性が高いという意見もありますし、やはり、朴さんの虐待が事件の印象を左右していることも否めませんね。

事件の詳細については、次のサイトに載っていますので、深く知りたい方はご覧下さい。

他のNHKの番組情報はこちらをどうぞ!

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コメント

  1. 稲田 より:

    青木恵子は出所後に息子と同居した事実はありません。
    嘘の記述はやめてください。

    • やじ より:

      大変、失礼いたしました。
      記事を修正させていただきました。
      重ね重ね、失礼致しました。