樹木医の和田博幸先生に学ぶ仕事の姿勢と美しい桜の条件は?【プロフェッショナル】

放送終了後、更新しました!!

こんにちは、やじです!

今日は、プロフェッショナル仕事の流儀が密着取材した樹木医の和田博幸さんについて調べてみました。

やじの祖父は桜の接木の名手で、その業界ではちょっと有名な人でした。天皇家に桜を献上したり、新聞に載ったりしたこともありました。

その亡き祖父からは、桜について詳しく話を聞いたことはなかったのですが、今回、このような機会があったので、祖父の人生をたずねる意味もこめて、調べてみました。

1 和田博幸さんの経歴について
2 和田博幸さんの仕事に対する姿勢は?
3 和田博幸さんは桜のどこを見ているのか?
4 和田博幸さんに学ぶ美しい桜の条件は?
5 やじまとめ

6 放送終了後

調べたことをまとめましたので、どうぞご覧ください!

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1 和田博幸さんの経歴について

出典:nhk.or.jp
和田博幸
わだ ひろゆき
1961年生まれ 56歳
群馬県前橋市出身
東京農業大学第二高校
東京農業大学農学部園芸化学科卒業
樹木医
公益財団法人日本花の会 主任研究員

東京農業大学卒業後、すぐに日本花の会の職員として採用されています。

大学時代からこの会のアルバイトをされていた縁で、そのまま職員というながれだったそうですね。

日本花の会の職員になられてからは、桜の名所づくりや花のまちづくりで、調査、研究、設計などに従事され、現在では主任研究員としてご活躍されています。

2000年(平成12年)に樹木医としての認定を受け、

国指定天然記念物の山高神代ザクラ(じんだいざくら)

出典:www.hokuto-kanko.jp

〒408-0306 山梨県北杜市武川町山高2763

根古屋神社の大ケヤキ

出典:ja.wikipedia.org

〒408-0103 山梨県北杜市須玉町江草字根古屋5336

特別天然記念物の「大島のサクラ株」

出典:matome.naver.jp

〒100-0103  東京都大島町大島公園内

などの調査や回復に携われたそうです。

保有資格は、樹木医、1級造園施工管理技士、1級土木施工管理技士。

東京農大エクステンションカレッジの講師、NPO法人東京樹木医プロジェクトの理事、NPO法人みどり環境ネットワークの理事など、サクラの保全から啓蒙活動まで、幅広くご活躍されています。

主な著書に、「さくら百科」や「みんなのさくらハンドブック」があります。

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2 和田博幸さんの仕事に対する姿勢は?

樹木医として樹木の保全や管理に臨むうえで、元東京農業大学教授の林弥栄さんから言われた言葉を今でも胸に刻まれているそうです。

「山にある野生の桜は種をつけてまた芽生えるんですけど、ソメイヨシノなど園芸品種と言われている桜は親と同じ桜は咲かないんです。
同じ子孫を残すことはできない。だから人が接木をして次の世代を残していかなければならないのが園芸品種なんです。
『伝統文化と同じで、これを絶やさないようにしていくことが僕らの仕事だ』って林先生から言われたことが、今も印象に残っていますね」

出典:j-wave.co.jp

ちょっと難しかったので、やじなりに調べてみました。

要するに、自然の桜というのは花が咲き、種ができて、また桜の木になって・・・と流れで、普通の植物としてのサイクルで未来に子孫を残します。

しかし、園芸品種と呼ばれる桜は、「種ができない、または、種ができたとしても今現在と同じ遺伝子の桜の子供を残せない」 ということらしいですね。

従って園芸品種の桜からできた子は、親桜と同じ種類ではない桜になってしまう。

ようするに、折角きれいな桜を咲かせる木になったとしても、その子孫は、そうではない桜に戻ってしまう。

要するに、要するに、美しい桜を残せない!ということなんですね。

では、どうやって残すのか?子孫をつなげて行くのか?というと、接ぎ木と呼ばれる方法で増やしてつなげて行くそうですね。

出典:ja.wikipedia.org

この接木というのは、要するに、きれいな桜の枝を、普通の桜の枝に移植するみたいな感じなんですよね。

祖父もこれをよーくやってました。やじは小さい時から、「何で、気が包帯でくるくる巻きになってるんだろう?」なんて、疑問を持っていたものでした。

じいちゃん、これをやっていたんですね。

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3 和田博幸さんは桜のどこを見ているのか?

和田さんは、木から発せられる無言のメッセージを注意深く聞き取っているんですね。

今日は、樹木が私たちに伝えようとしている無言のメッセージがテーマです。

枝ぶりを変えたり、幹の一部を変形させたりすることで、動物と同じようにその態度でメッセージが伝わってきます。

樹木の無言の声に耳を傾け、無言でもコミュニケーションが取れるようになると、その後の樹木との付き合い方も変わってくるのではないでしょうか。

出典:nhk.or.jp

同サイトで、元気な桜と、問題がありそうな桜の対比をされていましたので、ご紹介させていただきます。
出典:nhk.or.jp

左が元気な桜、右が問題のありそうな桜の写真です。これは、素人目に見ても一目瞭然ですね。

和田さんは、右のような桜の木を見ると、2つの可能性を考えるそうです。

 1 何らかの障害があるのではないか?

 2 幹や枝の一部が腐っていたり、害虫の食害を受けたりして、根から吸い上げた水の通りが妨げられているのでは?

大体の場合は、根に原因があるそうですね。

根に病気がないか、根が十分に張れるスペースがあるか、雨水が根元に供給される状態にあるか?などを調査されるそうです。

状態の悪い桜の多くは、「根がしっかり張れて、十分に水が吸える環境にしてくれ!」と訴えていると仰っています。

樹木の治療って、こんな着眼点から行われるんですね。

治療としては、木の根元の土を、木の育成にとって良い菌が住む土にかえることや、観光地などでは、観光客によって踏み固められた土をほぐしてあげることなどがあるそうですね。

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4 和田博幸さんに学ぶ美しい桜の条件は?

和田さんはが桜を見る時には、やはり、樹木医としての視点になってしまうと仰っています。

前出の健康状態のよくない桜を、カワイイと評価する人もいますが、樹木医としては、健康で、生命力にあふれた桜を見てほしいと仰っていましたね。

花の一部を見るのではなくて、木の全体の健康状態を見てほしいとのことです。

確かに、ヤジたち一般人から見たら、わかりませんからね。今度からは、そんな視点で見てみようと思いましたね。

5 やじまとめ

ということで、和田博幸さんと、桜の世界について調べてみました。

やじもよく、色々なところに桜まつりに行きますが、ただ単に桜の木が植えてあって、毎年勝手に咲くわけではないんですね。

普段、その壮大さゆえに、あまり細かく見ることがない木ですが、やはり生き物であり、大きいが故の問題点もたくさんあるんですね。

今では、和田さんの活動の成果もあり、日本中に数十の桜や街路樹を守る会が創られているそうです。

自分の住む地域の観光地資源を、自分たちの手で守る。

自分の住む町の緑を、自分たちの手で守る。

自分たちの住む環境を豊かにしてくれる自然を、自分たちで守る。

今はもう、行政がすべてやってくれるという時代ではありませんね。

和田さんのような専門家の教えを乞うて、自分たちで動く。そんな時代なんだと思います。

今回の放送をきっかけに、さらに多くの、桜や街路樹を守ろうという運動がおこると良いですね。

それでは最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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6 放送終了後のメモ

エピソード1:国指定天然記念物の山高神代ザクラ(じんだいざくら)

樹齢2千年の瀕死の大木の治療を任された。

雨風から守ろうとしたやぐらが新しい根の水分補給を妨げ、木の周りの囲いが根に決定的なダメージを与えていた。

また、根という根に寄生虫がついており、すべての土を入れ替える必要があった。

230トンの土、4年に及ぶ大工事

誰かが、こうやるんですっていう責任と、時間をかけないとでいないもんですね。

最後は、責任は自分がとる。

現在も治療は続いており、これからも治療は続いていく。

エピソード2:高遠城址公園 日本3大桜公園

名所を守る。1日に5万人という時には山手線の満員電車よりも混む。
人がたくさん入るが故の問題点。硬く踏み固められてしまっている。
よりよい観光地になるように、どのようにしたらよいか?
10年後の風景をイメージして、今、提案する。

地元の人を巻き込むことが大切。
桜を守るために、知識のある近隣住民を育てることも大切。

桜は、人なしでは咲かない。桜は、人で咲く。

今、日本全国で問題がおきている:ソメイヨシノの木が倒れている

ソメイヨシノの性質は大きく成長して、壮大になること。
でも、根が張れる場所が小さい場所に植えられている。
よって、小さい土台に、大きな体。強風や雪で倒れることがある。

そこで、ソメイヨシノに代わる、風土に合った桜の植樹を始めているとのこと。

エピソード3:相模が丘桜並木(桜百華の道) ~人と桜をつなぐ~

桜並木をもう一度、神奈川県座間市。

ソメイヨシノの倒木が相次ぐ。原因は、木の大きさに対して狭いスペースと、木を枯らしてしまうキノコ。
倒木とともに、住民の不満も。安全、安心が確保されない。

桜をめぐって、地域住民の関係がギスギス。
アンケートの結果、「桜はあった方が良い」、「桜まつりもあった方」という住民の意見が大半を占めた。

品種を大胆に変えると決めた。
ソメイヨシノのようには大きくならない木を選んだ。
咲く時期の違う品種を選び、手入れの時期を変える。
それをメンテナンスする人材育成。地域の人たちと向き合う。

2月~5月まで、必ず桜が花を咲かせている。住民誰もが納得する並木道に。

研究員になったいきさつ:

アルバイトの時には、抜くものと抜かないものを一心不乱に手中してやっている。その時間がとても心地よい。

平成の花坂爺さん、和田さんにとって桜とは、和田さんに喜びを与えてくれた植物である。

桜とともに生きていくと決めた。


エピソード4:千曲川河川公園(リバーサイドパーク)
新しい日本の腹風景
高速道路の横に、530本、4キロにわたって、一葉という品種の桜を植えた。

持ち主がいる。桜のオーナーを5千円で募った。
一葉という種類だけでやったことを、いぶかしむ人もいた。

だけど、20年経って、成果が出た。

「みんなの意見や思いを集めて、それに方向を付けて、形にしていく」それがプロフェッショナルとお話しされていた。

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