事業革新パートナーズ茄子川仁社長に学ぶメキシコ市場の現状と可能性【ガイアの夜明け】

みなさんこんにちは、ヤジです!

4月18日(火)22時~の『ガイアの夜明け』で「激突!トランプVS日本企業」という内容が放送されましたね!

トランプ政権は、世界中に大きな衝撃を与えており、アメリカ国内をも2分(にぶん)するような大胆な改革を行なおうとしています。

「Make America Great Again!」

「America First」

を連発して大統領になったトランプ大統領が巻き起こすトランプ旋風の中、日本企業がどのような影響を受けているのか。

そして、どのように動こうとしているのか?について、2社の事例が取り上げられました。

この2社の放送内容をまとめておきました。

1中小企業のメキシコ進出を支える事業革新パートナーズの例

2栃木県益子市の益子焼の例

3やじまとめ!

どうぞ、ご覧くださいね!

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1中小企業のメキシコ進出を支える事業革新パートナーズの例

アメリカと陸続きの隣国メキシコは、アメリカから近く、かつ、税金や人件費が非常に安いため、アメリカを主要な市場と考えている企業が多くの進出していました。

HINO、HONDAなどの自動車メーカーをはじめ、清水建設などの建設会社なども進出しており、さらに、その日経企業への融資を目的に三菱東京UFJなどの金融機関も進出しています。

多くの企業がメキシコに製造拠点を構え、構えようとしている中、大企業のように潤沢な資金力がない中小企業のメキシコ進出を支援しようと、レンタル工場を作った会社がありました。

それが、事業革新パートナーズです。

事業革新パートナーズの茄子川社長は2009年に「中小企業の海外展開を支援する」目的で、同社を設立されています。

特に、日本の金型産業に国際競争力があることを見出し、そこに重点を置いた事業展開をされています。

2015年、メキシコに中小企業向けのレンタル工場を建設しました。

建設当初は1日に30件以上の問い合わせが入り、当初予定では、すぐに埋まる予定でした。

しかし、トランプ大統領の就任後、メキシコに工場を建てるな!というトランプ氏の脅しともとれるような発言の前に多くの企業が縮みあがり、メキシコ進出を考える企業は、一気に減ってしまいました。

事実、Ford社はメキシコ進出のために工場予定地まで確保し、準備していましたが、結局計画を中止しました。

このような状況の中、アメリカの動向がはっきりするまでは様子を見るという企業が多くなり、レンタル工場は、まだ半分空いている状況です。

このままだと、事業自体が頓挫してしまい、撤退しなければならなくなる可能性もあるそうです。

番組では、茄子川社長が現地に飛び、現地企業にヒアリングしている様子もありました。

現地に進出してる日本企業の中には、トランプ大統領の発言に怯えずに製造計画を断行する大手企業もあり、部品の製造を外注できる信頼できる外注先を探しているという話もありました。

トランプ大統領の言動を注視し、落ち着くまでは動向を見るという企業が多い中、勇気を出して一歩踏み出せば、現地には大きな仕事が待っているということを仰っていました。

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2栃木県益子市の益子焼の例

トランプ大統領就任までは、日本とアメリカはTPPにより、その輸出入に係る多くの関税を撤廃する方向で調整されていました。

そこに目を付けたのが栃木県益子市で、日本食ブームに沸くアメリカ国内への販売に力を入れようと準備していました。

しかし、結局、トランプ大統領が就任すると同時に、TPPには参加しないことを宣言しました。

その結果、TPPにより撤廃される方向で調整されていた関税は、無くなることはありませんでした。

益子焼の場合、それに係る関税は、0.7%~最高28%という税率なんだそうです。

さらに厄介なことに、その税率は税関の人のさじ加減で決まるということです。

もし、最大税率の28%が課せられた場合、日本から輸出した益子焼の値段は、国内の販売価格の2.5倍程度になるそうです。

その価格でも、1点ものの芸術品が売れる可能性は十分にあるそうですが、問題なのは、店舗用や普段使い用の商品です。

店舗用、普段使い用の益子焼が、日本の実勢価格の2.5倍になってしまったら、現地で売ることが難しくなってしまいます。

番組内では、「売上高が激減している益子焼の将来のことを考えると海外に活路を見出したい」という気持ちと、「送料や関税を考えると販売価格が2.5倍程度になってしまう可能性があること」を天秤にかけて、悩んでる様子が紹介されていました。

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やじまとめ

事業革新パートナーズの例は、メキシコ進出する企業が劇的に増えるであろうと思っていた矢先に、トランプ政権によって事業環境が一変してしまった例。

そして、益子焼の例は、TPPスタートを前提に、海外市場への販路拡大を進めていこうとしていた矢先に、トランプ政権の誕生でTPPがなくなり、目論見が外れてしまった例。

この2つの事例を番組で見て、ふと、昔学んだドラッガーの名言のことを思い出しました。

「変化はコントロールできない。
 できることは、その先頭にたつことだけである。」   ドラッカー 365の金言より

日本企業が海外進出するときに、当たり前のことですが、必ず考えなければならないことがあります。

それが、「相手は、日本人ではない。相手は、我々の常識が通じる相手ではない」といことです。

一言で言えば、海外に進出するということは、常に『地政学リスク』と二人三脚で事業展開していかなければならないということです。

ただ、怯えなさい、リスクだらけですよといっているわけではなく、利益はリスクと隣り合わせであり、虎穴に入らざれば虎子を得ずということわざからもわかる通り、リスクをとらずに成功することはありません。

現在は、トランプ大統領の過激な発言の前に、各企業が動向を見ているところですが、今回出演された茄子川社長のように、現地に飛んで企業の声を聴いてみれば、潜在的な需要は消えていないことがわかります。

また、多くの企業がメキシコ進出に及び腰になっている今だからこそ、先に飛び込むことによって多くの恩恵を受けられる可能性もあります。

ドラッガーの金言の通り、変化(トランプ政権)はコントロールできません。

しかし、そこに及び腰になるのではなく、茄子川社長のように積極的に現地調査などをして変化の先頭に立つことによって、ビジネスチャンスが生まれるのかもしれませんね。

また、やじの座右の銘の一つに「本業が黒字の時に、次世代を担う健全な赤字事業を」という言葉があります。

人口動態の面から、今後縮小していくことがほぼ確定している日本国内市場が、まだ、健全である「本業が黒字の時」に、今後30年や50年という次世代を担う、「健全な赤字事業」(先行投資ということ)を考える必要があります。

海外進出だけが問題解決の解だとは思いませんが、それも含めて、各企業が30年後も50年後も生きていけるように、戦略を考えてほしいですね。

それでは、最後までお読みいただきありがとうございました!

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